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歯医者さんに聞いた!絶対した方がいいデンタルケアとおすすめ品も紹介

突然ですが、『歯1本の価値ってどれくらい』だと思いますか?

日本予防医学協会の調査や、アメリカで同様のアンケートを国民に対して取ったところ以下の結果になったようです。

日本(一般の人) 歯1本 約35万円 ・ 口の中全部(28本)で、973万円
日本(歯科医師) 歯1本 約104万円 ・ 口の中全部(28本)で、2913万円
アメリカ(一般の人) 歯1本 500万円 ・ 口の中全部(28本)で、1億4000万円

高いか安いかは個人の価値観によるところですが、
お金持ちほど「歯に価値を置く」事実もあるようです。

なぜでしょう?
少し調べただけでも、歯を健康に保つたくさんのメリットが出てきました。

『歯を健康に保つメリット』とは?

  • 歯の残存本数が多いほど、健康寿命が長くなる
  • しっかりと噛んで食べられるとアゴが動き脳へ血が巡って認知症を予防できる
  • 喉周辺の筋肉も衰えず誤嚥性肺炎を予防できる
  • しっかり咀嚼することで胃や腸などの消化器官に負担がかからない
  • 虫歯菌や歯周病菌などの口内細菌を減らす努力をすることで、心臓病や糖尿病などを重症化させずに済む

そこで、歯医者で教えてもらった個人でもできるケアを、私なりにまとめてご紹介します。

『歯磨き粉』

フッ素は再石灰化を促進し歯質の強化になり、酸から歯を守ります。
毎日使う歯磨き粉はフッ素の濃度が高いものを使いましょう。
歯医者さんで紹介してもらった歯磨き粉が、『Check-Up standard』というもの。
フッ化物高濃度配合が特徴です。ただ、歯医者さんでし買えません。

市販でも買いやすいのが、同じライオンから出ている『クリニカ』。
「高濃度フッ素」と書かれています。

磨く時は、歯ブラシの毛先にたっぷり付け、少量の水で1回ゆすぐのが良いそうです。

『デンタルフロス』


アメリカ人に、「フロスしてないの!?絶対した方がいいよ!!」と驚かれ(引かれ?)ながら言われたほどのフロス。

もちろん、歯医者さんにも推奨されました。

歯ブラシでは届かない歯と歯の間や、奥歯の側面はデンタルフロスを使用します。
糸だけのものもありますし、Y字型で持ち手が付いているものは使用しやすい(こすってかき上げやすい)ですし、繰り返し使えます。

『タフトブラシ』


八重歯・奥歯など磨きにくい歯ってありますよね。
歯並びが悪いところ、重なり合っているところは歯ブラシの毛先が届きにくいため、プラークが残りやすくなります。
そこにタフトブラシの毛先を当てて、くるくると円を描くようにして動かします。

ちなみに、今更聞けない歯の磨き方基本

  • 歯と歯茎の境目はプラークがたまらないよう念入りに磨く
  • 歯ブラシの毛先は磨きたいところに対してまっすぐ当てる
  • しゃかしゃかと小刻みに動かす
  • 歯ブラシは1ヶ月に1本のペースで換える

『フッ素ジェル、フッ素洗口』


脱灰している歯が多い場合、フッ素で歯質の強化を行いたいですが、自宅でもできるケアが上記の2点。
歯磨きがどうしてもしにくい場合(私は、ワイヤー矯正やインビザライン矯正中)に勧められました。
タイミングは寝る前に、「フッ素ジェル」を塗布してトレーを付けたり、「フッ素洗口」を使ってくちゅくちゅうがいするのがよいとのことでした。

以上、参考になりましたでしょうか。
ぜひ、あなたの歯も大切にしてください。
また定期的に歯医者さんにも行くことをお勧めします!